離乳食の果物を加熱するのはいつまで?メリットと共にご紹介!

はじめて赤ちゃんが口に入れる離乳食では、
食べ物を加熱してから与えることが常識ですよね。
では、果物の場合はどうでしょう?
加熱してからでないと与えられないのでしょうか?
わたしは、離乳食初期は果物の絞り汁などを与えていたので、
特に加熱はしていませんでした。
でも、やっぱり加熱していないと少し心配に…!
そんなとき、果物を加熱したほうがいいのか、いつまでするべきか、
また、果物を加熱するメリットについてご紹介します。
離乳食で果物を加熱するメリット
果物の離乳食は必ず加熱しなけらばいけないわけではありませんが、
離乳食で与える果物を加熱するメリットとしては、主に3つあります。
メリット①:アレルギーの原因となる酵素を減らす
果物を加熱することで、アレルギーの原因となる酵素を抑制して、
より安全に食べることができます。
コツとしてはしっかりと加熱を加えることが必要で、
温めた程度では酵素を減らすことはできません。
メリット②:甘みを増やす
果物を煮詰めるとジャムのように、
果物に含まれている糖分(果糖)が凝縮されて甘みが増し、
より赤ちゃんが食べやすくなります。
またヨーグルトなどにも合わせやすく、一緒に摂取するには最適です。
メリット③:胃腸の負担を減らす
生で食べるより、温かい状態で食べたほうが、
赤ちゃんにとっても胃腸に優しく、負担を減らすことができます。
もし果物を生で食べさせる場合も、
一度常温に戻してから食べさせるようにしたいですね。
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果物を加熱するのはいつまで?
基本的には果物は特に加熱しなくても大丈夫ですが、
アレルギー等心配なときには、
1歳になるくらいまでは加熱してあげていくと良いかもしれません。
なぜ1歳なのかというと、1歳を過ぎると心配せずに、
様々なものが食べられるようになるからですね。
もしくは最初の1ヶ月だけ加熱したものを与えて様子を見てみて、
大丈夫なようであれば、次から生で与えてみるのも良いですね。
注意すべき点は、果物を加熱するときは温める程度ではなく、
しっかりと熱を通すようにすることです。
しっかり加熱することでアレルギーを引き起こす酵素が死滅してきます。
イメージ的には、ジャムにするように、
煮詰める感じにするとうまくできますよ!
わたしは砂糖を使わない天然ジャムを手作りして、
パンやヨーグルトにつけて食べさせていました。
このとき色が褪せないようにレモン汁を使うと、
バッチリ綺麗な色がキープできますよ♪
離乳食の進み具合も考えながら…
赤ちゃんに与える離乳食の果物について加熱が必要かどうかや、
具体的にいつくらいまで加熱するのかを説明してきました。
基本的に離乳食初期であっても、
果物に関しては必ず加熱しなくてはならないわけではありません。
現に、わたしも生のまますりおろしたものを与えていました。
ただ、アレルギーが心配な場合などは、1歳になるくらいまで加熱をして、
アレルギーの原因となる酵素を取り除いて、与えるようにすると良いでしょう。
赤ちゃんの離乳食の進み具合によって、
果物を加熱したりすりおろしたりして形状を変えながら、
楽しく与えていってみてくださいね。
作成者:Miya