教員が不祥事を起こす原因は環境の変化によるストレスか?成果主義で増える雑務・時間外労働

教員が不祥事を起こす原因は環境の変化によるストレスか?成果主義で増える雑務・時間外労働

最近、教員の窃盗や覚せい剤、暴力やわいせつ行為などの不祥事が多発していますね。
その件数は、20年前と比較すると数十倍にも登っているそうです。
教員の不祥事が増えてきた原因は何なのでしょうか?

 

不祥事が発覚しやすくなってきた

まず、教員の不祥事が増えてきたのは、教員を監視する環境の改善や、
子供たちが声をあげることが増えてきたのが理由だそうです。

不祥事自体は元々多かったそうなのですが、不祥事に関する世間の目が敏感になり、
表沙汰になるケースが増えてきたと言われています。

教員による不祥事の特徴として、それが発覚しにくいという問題がありました。
例えば、不祥事を受けた子供がそれを報告した場合、友人や内申書に悪影響を与えるとか、
自分が我慢すればいいと考えてしまったりなどです。

また、学校という組織自体が隠蔽体質でもあり、
問題をあまり表沙汰にせずに隠してしまう事もあるのだそうです。

そのあたりが改善し始めたことによって、
不祥事が見つかるケースが多くなってきたようなのです。

 
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教員の環境が変わったストレスが原因か?

ここ数年で教員を取り巻く環境が変わってきているようです。

教員にも成果主義が導入されたことによって人事考課が厳しくなり、
書類や報告書を作成する雑務がかなり増えてきているとのことで、
それによって時間外の労働も増加しているそうです。

また、部活動の顧問の活動が無報酬であるのも有名で、
部によっては毎週休日が潰れてしまうこともあります。

その時間外勤務の平均は1ヶ月で約95時間とも言われており、
教員たち自身も家庭を持っている方も多いですので、ストレスは相当なものでしょう。

とはいえ、不祥事を起こしていい理由にはならないのですが、
労働環境の劣悪さが不祥事を招いている原因であることも否定できませんね。

 

不祥事を減らすには?

不祥事自体は昔からあったということですから、
不祥事が多く報道されているのはむしろ環境改善の証かもしれません。
後は件数を減らしていく努力が必要になりますね。

他にも不祥事の原因として、教員の社会経験や一般常識の低さを指摘する声も多いです。

教員は大学卒業後すぐに就任する人が多いため民間企業のような社会経験は皆無で、
現状では教員になろうという人は夢よりも安定を求めている人が多く、
教員という立場上、いわゆる「裸の王様」になりやすいのも事実です。

その現状を変える案として、社会人経験のある人を教員として採用するという意見もあります。

会社員から教員として採用される人は少ないですが、
採用された人は良い仕事をしていると評判が高いそうです。

教員の労働状況を変えていくような施策も増やすなど、
是非、こういった環境を変えていく努力を重ね、不祥事を減らしていってほしいですね。
 

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