奇胎後hCG存続症の症状や治療法は?予後や生存率は良いため、適切な治療で治しやすい病気とも!

奇胎後hCG存続症の症状や治療法は?予後や生存率は良いため、適切な治療で治しやすい病気とも!

元サッカー日本代表の大久保嘉人選手の妻・莉瑛さんが、
奇胎後hCG存続症という病気を患っていたことが明らかになりました。

奇胎後hCG存続症には抗がん剤治療が必要とのことで、
大久保嘉人選手と息子さんたちが勇気づけるために、
揃って坊主頭にしたことが話題になっていますね。

ところで、奇胎後hCG存続症とはあまり聞かない病気ですが、
どのような症状、治療法なのでしょうか?

 

奇胎後hCG存続症の症状

奇胎後(きたいご)hCG存続症は高齢の方に多い病気だそうで、
500人に1人くらいが発症するとも言われているようです。

奇胎後hCG存続症は絨毛性疾患・存続絨毛症の一種であり、
胞状奇胎(ほうじょうきたい)の治療後に発生することが多い状態です。

大久保嘉人選手の奥さんである莉瑛さんも、
2015年夏の流産後、胞状奇胎だったそうですね。

胞状奇胎とは胎盤の絨毛(じゅうもう)が水ぶくれを起こし、
ぶどうやイクラのようになってしまう病気です。

胞状奇胎になるとまずは胞状奇胎を除去する手術を行いますが、
手術後の管理も非常に重要になります。

経過観察には尿中のhCGという値を見て判断していきますが、
この値が基準より上昇してしまうと、存続絨毛症の可能性があるそうです。

これは侵入奇胎(しんにゅうきたい)や絨毛がんが疑われる状態であり、
病巣がはっきりしない場合は奇胎後hCG存続症と呼ぶこともあります。

奇胎後hCG存続症でも基本的には侵入奇胎と同様に扱われるそうで、
出血や腹痛といった症状も出ることもあるようです。

 
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奇胎後hCG存続症の治療法や予後について

上述の通り、胞状奇胎の手術後の経過でhCG値が上昇している場合、
侵入奇胎や絨毛がんの可能性があります。

侵入奇胎は子宮内に胞状奇胎の細胞が侵入してしまい、
腫瘍性病変を起こす病気だそうで、前がん状態とも見られるそうです。

奇胎後hCG存続症も侵入奇胎と同様の扱いをされることから、
侵入奇胎と同じような治療法が適用されることが多いようですね。

侵入奇胎や奇胎後hCG存続症の治療法には、
がんの治療にも使われる抗がん剤や放射線治療の効果があり、
抗がん剤を使うことが多くなります。

ちなみに、絨毛がんの5年後の生存率は下記のようになっています。

ステージⅠ:約90%
ステージⅡ:約80%
ステージⅢ:約65%
ステージⅣ:約30%

絨毛がんは脳、肺、肝臓、膣などへ転移しやすいようですが、
他のがんと比較すると生存率は高めとなっています。

侵入奇胎や奇胎後hCG存続症も転移の危険性はあるものの、
がんの発見が早い状態でもあるため比較的治療しやすい病気です。

奇胎後hCG存続症の予後も抗がん剤などで適切な治療をすれば、
良い方向へ向かうことが多いため、治すことは十分可能のようですね。

 

奇胎後hCG存続症は正常妊娠でも起こる病気

奇胎後hCG存続症は流産してしまった方だけでなく、
正常妊娠の方でも起こりうる病気だそうです。

発見が遅れてしまうと脳や肺などに転移してしまい、
事態が悪化してしまうこともあるのだとか。

心当たりのない出血があったり、少し体の調子が悪いと感じたら、
産婦人科で検査した方が良いかもしれません。

これから妊娠・出産を迎えるという方は、
奇胎後hCG存続症などの絨毛性疾患について、
少し知識を付けておいて損はないかと思います。

 
作成者:Masa
 

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