ノーベル賞の梶田隆章氏の師、戸塚洋二氏と小柴昌俊氏はどのような人物だったのか?二人の研究者に迫る!

ノーベル賞の梶田隆章氏の師、戸塚洋二氏と小柴昌俊氏はどのような人物だったのか?二人の研究者に迫る!

素粒子ニュートリノに質量があったことを証明し、
ノーベル賞を受賞した梶田隆章氏。

梶田隆章氏の研究は師である小柴昌俊氏や、
亡くなられた戸塚洋二氏と積み上げてきたもので、
今回のノーベル賞は3代かけて受賞したものとも言われています。

過去2002年に小柴昌俊氏もノーベル賞を受賞しており、
戸塚洋二氏もノーベル賞候補者の一人でした。

では、小柴昌俊氏や戸塚洋二氏とはどのような人物だったのでしょうか?

 

ニュートリノ研究のパイオニアとなった小柴昌俊氏

ニュートリノの研究は小柴昌俊氏から始まり、
戸塚洋二氏、梶田隆章氏と引き継いで研究されました。

まず、ニュートリノは1930年に理論的には存在すると言われたそうです。

そして小柴昌俊氏はニュートリノの観測装置であるカミオカンデを作り、
1987年にニュートリノを検出しています。

小柴昌俊氏はこのニュートリノの検出によって朝日賞を受賞し、
その功績が認められ、2002年にノーベル賞を受賞しました。

素晴らしい実績を残した小柴昌俊氏ですが、
本人は自らを変人と題し、現場主義を貫く研究者だったそうです。

周囲からは百戦錬磨のプロジェクトリーダーのような印象を持たれ、
かなり研究熱心な方だったようですね。

若手の教育にも力を入れていたようで、
自分の研究を引き継いだ人の中からノーベル賞を受賞する者が現れる、
という発言もされたようです。

 
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梶田隆章氏の兄貴分である戸塚洋二氏

ノーベル賞を受賞した小柴昌俊氏の研究を引き継ぐ形となったのが、
梶田隆章氏の兄貴分とも言われる戸塚洋二氏でした。

戸塚洋二氏はそのカミオカンデからスーパーカミオカンデを開発し、
1998年にはニュートリノに質量があることを発見したそうです。

そしてノーベル賞を受賞した梶田隆章氏に、
ニュートリノの観測装置であるスーパーカミオカンデを紹介したのも、
当時、宇宙線研究所長の戸塚洋二氏だったそうですね。

梶田隆章氏は戸塚洋二氏を何事にも全力で研究に取り組む方で、
そのエネルギーとリーダシップは素晴らしかったと述べています。

小柴昌俊氏同様にとにかく研究熱心で仕事が大好きな方だったそうで、
ノーベル賞に最も近い物理学者とも言われていたそうです。

残念ながら戸塚洋二氏は2008年に大腸がんで亡くなられましたが、
もし今も生きていたとしたら、
ノーベル賞を受賞していたのは戸塚洋二氏だったのかもしれません。

 

二人の研究と意思を引き継いだ梶田隆章氏

今回ノーベル賞を受賞した梶田隆章氏は、
一見小柴昌俊氏や戸塚洋二氏のような
研究者としての凄みはないように見えます。

ですが、梶田隆章氏は二人の恩師の研究と意思を確実に引き継ぎ、
素晴らしい成果を挙げることができました。

これは梶田隆章氏も研究者としての情熱があったからできたことでしょう。

ノーベル賞受賞について本人は謙遜されていますが、
戸塚洋二氏の無念を晴らす形にもなり、本当によかったと思います。

今後も彼らの研究を引き継ぐ人の中から、
ノーベル賞を受賞するような研究者が生まれるように、
後輩たちにもがんばってほしいですね。

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作成者:Shinji
 

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