赤ちゃんが睡眠時に無呼吸になる原因は?様子を見て適切な対応を!

スヤスヤ寝ている赤ちゃんをよく観察をしていると、
急に呼吸が5秒くらい止まることがあって慌ててしまった…!
そんな経験ありませんか?
止まったと思ったら、今度は呼吸が早くなったり乱れたりして、
何だかハラハラしてしまいますよね。
でも、なぜ赤ちゃんは睡眠時に無呼吸になってしまうのでしょうか?
また、予防や対処法はないものなのでしょうか?
今回は赤ちゃんの睡眠時の呼吸について見ていきます。
赤ちゃんが睡眠時に無呼吸になる原因
赤ちゃんはまだ呼吸を制御する脳の分野の成長が未熟なため、
5秒程度呼吸が止まったり、乱れたりすることはよく見られます。
特に早産児や未熟児出生の場合は、
呼吸が乱れることが多くなる傾向にあるようです。
わたしも良く子供の寝ている姿を観察していたのですが、
やはり呼吸が乱れていたことは結構ありました。
そのたびにヒヤヒヤしながら、
時には肩をゆすって無理やり起こしたりしていました。
今思えば、産まれたばかりでかなり神経質になっていたので、
自分の心拍数が毎日上がっていましたね…。
この赤ちゃんの呼吸中枢が未熟なことから起こる無呼吸の症状を、
「周期性呼吸」と呼びます。
一方、20秒以上呼吸が止まったりした場合には「無呼吸発作」となり、
顔色が悪くなるチアノーゼになったりと危険な状態になります。
扁桃腺が腫れていたり、鼻が詰まっていたりしても、
無呼吸発作が起こりやすいようです。
その他にも、脳の病気などが潜んでいる場合もあります。
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無呼吸の予防や対処法
赤ちゃんの無呼吸発作を予防するためには、
日常の簡単な意識も大切になってきます。
ここで、その対処法をご紹介していきます。
対処法①:うつぶせに寝かさない
うつぶせになると呼吸が阻害されて、無呼吸発作を起こしてしまいます。
乳幼児突然死にもつながるので非常に危険です。
特に赤ちゃんが寝返りできない時期は、
バスタオルを丸めたものでストッパーにするなど対策をしましょう。
対処法②:赤ちゃんの周りでタバコを吸わない
赤ちゃんの周りでタバコを吸うことは、何にも良いことはありません!
タバコは大人にとっても毒物でしかありませんからね。
赤ちゃんの気管を締め付けてしまうので、副流煙にも気をつけましょう。
対処法③:温め過ぎに注意する
寝る時に厚着をさせすぎたり、部屋を暖めすぎたりすることは、
赤ちゃんの体温調節機能を狂わせてしまいます。
そのために交感神経が優位に立ちづらくなり、
無呼吸発作を起こした時に回復が遅れることもあります。
対処法④:なるべく母乳で育てる
母乳で育てることによって鼻呼吸がスムーズにおこなえるようになり、
無呼吸からの乳幼児突然死のリスクを減らせると言われています。
かといって、ミルク育児だからリスクが上がるということもありません。
赤ちゃんが無呼吸になっても慌てないこと!
今回、お母さんが赤ちゃんのお世話をしていく上で、
ドキッとする赤ちゃんの無呼吸について見てきました。
呼吸中枢がまだ未熟な赤ちゃんにとって、
睡眠時に無呼吸になったり呼吸が乱れることは、
比較的よくあることなんですね。
また、睡眠時の無呼吸を予防するためには、
うつぶせ寝に気をつけることとタバコを吸わないこと、
温め過ぎの注意、母乳育児など様々な対処法があります。
赤ちゃんが無呼吸になっても慌てず、
睡眠中の様子をよく観察して、適切な対応をしていきましょう!
作成者:Miya